お世話になった上司や先輩後輩社員が寿退社をすることになったとき、今までの感謝の気持ちを伝えたい!!そんなとき、自分の気持ちを上手く伝えるにはどうすればいいのでしょうか?寿退社する人へ感謝状あるいは寄せ書きなどを贈るときの例文をまとめてみました。ぜひ、参考にしてみてください。
ポイントとしては、これらの例文に具体的なエピソードをプラスすることによって、心のこもったメッセージを書くことができます。また、手書きの絵を添えたり、みんなとの写真を貼るなど、工夫することによって演出するのもステキです。自分が貰って嬉しい、そんなものがいいですね。
「ありがとう」:感謝の気持ちをストレートに伝えましょう。
例:仕事で失敗し落ち込んでいたとき、励ましていただきありがとうございました。今までありがとうございました。ご指導いただいたこと忘れません。
「おめでとう」:寿退社はおめでたいことなので、お祝いの言葉を贈るといいでしょう。
例:ご結婚おめでとうございます。幸せなご家庭を築いて下さいね。ご結婚おめでとうございます。これからの人生がより一層輝いたものになりますように。
「寂しい」:退職するともう一緒に働くことができず、自分にとっても相手にとっても寂しいものです。その気持ちをストレートに伝えることによって、相手が職場のみんなにとって必要な人だったと伝えましょう。
例:もう一緒にお仕事ができないと思うと寂しい気持ちでいっぱいですが、幸せなご家庭を築いて下さいね。
「お疲れ様でした」:円満に退職する人に贈りたい言葉です。相手を労うもので、親しくない相手へも利用できます。
例:ご退職おめでとうございます。長い間本当にお疲れ様でした。新たな人生のスタートですね。
「頑張ってください」:人生の新しいスタートを応援する気持ちを伝えられます。
例:これからは母親として育児を頑張って下さいね。
「思い出を振り返る」:お互いの仕事人生を振り返ることで、楽しかった思い出を共有することができます。
例:先輩にご指導いただいたプロジェクトで、成功したきの歓びは忘れることができません。
「褒める」:一緒に仕事をしていた相手の頑張りや素晴らしさを褒めることで、憧れの気持ちを伝えます。
例:○○さんの仕事に対する真摯な姿勢はとても勉強になりました。ぜひ私も見習いたいと思います。
「今後の付き合い」:今後もお付き合いを続けていきたい気持ちを伝えます。
例:仕事でのお付き合いは終わってしまいますが、これからも仲良くしてください。
寿退社についての考え方は男女で大きく異なるようです。キャリア志向の女性がいる一方で、女性の働くことに対する理解を示す男性と寿退社は迷惑と考える男性がいるようです。国の施策としては女性が結婚・出産後も働くことを奨励する方向に動いていますが、実態はまだ追いついていないようにも見えます。
寿退社をするためには、上司への報告時期もよく考える必要があります。1年も前だと、退職の日まで時間があるため、同僚の態度が”辞める人だから”という感じになり、仕事がやりにくくなることがあります。かといって、1カ月前の報告だと、引き継ぎなどで周りに迷惑をかけることになります。そういった意味では3カ月前に上司に報告というのがベストと言えます。
結婚後も働きたい看護師は多いのですが、結婚を理由に退職して、働き方を変える看護師も多いようです。仕事と家庭の両立を図るために、フルタイム勤務からパートやアルバイトに転職したり、夜勤のない小規模なクリニックに転職したりというのが、働き方を変える一例です。